■前回に続いて無投票へ、有権者はしらけムード/黒石市議選
統一地方選の後半戦となる黒石市議選(定数16)は17日告示され、午前9時までに定数の16人が立候補を届けた。平成15年以来、8年ぶり2度目の無投票が決まる。“7つ道具”を手にした候補者はほぼ一斉に街頭に出て支持を訴えた。予想された顔がそろったとはいえ、無投票が確実な中での選挙戦とあって、有権者も半ば“しらけ”ムードだ。
近年の市議選は立候補する人が少なく、「平成」に入ってからだと7年の26人が最多で、前回は新人がゼロ、現職ばかり23人だった。昨年6月の市長選、今回の県議選も無投票。市議選も無投票となれば毎戸に配布する予定の「選挙公報」は発行されず、候補者の顔を知らないままで終了することになる。
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